【不登校】学校に「給食だけ行く」「1時間だけ行く」の積み重ねで復学

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アイキャッチ 不登校 対処法
ハル
ハル

こんにちは!元不登校3きょうだいの母、ハルです!

子どもが不登校行き渋りになった時。

・一時間だけ学校に行く。

・給食だけ食べに行く。

という選択肢が出てきます。

この超短時間登校

親はまず、「学校に少しでも行ってくれるだけでいい。」と思い喜びますよね。

学校に行けたことだけで感動するのです。

しかし、この超短時間登校が続くと「もっと長い時間いけるのではないか。」と欲がどんどん出てきます。

それは当たり前の感情で、どの親もそうなのではないでしょうか。

安定登校してほしいと、心の中で願っている親がほとんどだと思います。

実際、我が家も給食だけ・一時間だけ・休み時間だけから復学が始まりました。

これは学校に行けない子どもにとっては大きなスモールステップだと思います。

しかし、その先どのような声掛けをし子どもをサポートしていけばいいのか。

頑張らせすぎても心配。

でもこのままでいいとも思っていない。

悩みどころですよね。

私の場合は、まず一つ一つのスモールステップを喜び、本人にも伝えました。

その上で、本人にペースを合わせつつステップアップすることを提案しました。

今回は、その実体験を紹介していきます!

 

この記事を書いた人
ハル

元不登校3きょうだいの母。40代。
長男が小学2年生から不登校になる。続けて妹、弟も不登校・不登園に。
復学講座を受け、無事に3人とも復学・復登園。
心理学や傾聴、アンガーマネジメントなどを独学で学ぶ。
当時の自分と同じように苦しんでいる親の助けになりたいとブログを始める。

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不登校からの復学は「1時間だけ行く」「給食だけ行く」からでいい。

不登校の子どもが学校へ行けそうとなった時、最初から「歩いて登校し、1日授業を受けて歩いて帰宅する」なんて例は実はとても少ないのではないかと思います。

私自身、子どもが不登校になってどんな復学の仕方をするのか、あまり想像がつきませんでした。

なんとなく、「心のエネルギーが貯まったら、ある日急に一人で1日学校の授業を受ける日がくるのかな。」と思っていました。

しかし、ほとんどの場合、ほんの小さなスモールステップの繰り返しで少しづつ学校に居られる時間が増えていくのです。

まず学校の門を超えるだけですごいパワーを使います。

車から降りる。

上靴をランドセルから出す。

靴を履き替える。

階段をあがる。

教室へ入る。

この一つ一つの行動が不登校の子どもにとってとてもパワーがいることなのです。

ちょっと想像がつきませんよね。

本当なんです。

だからもし、今このような動作に時間が掛かってイライラしてしまう親御さんがいたら言いたい!

「お子さん、めちゃめちゃ頑張ってますよ!!!」

それくらい、学校へ向かう行動の一つ一つが子どもにとっては大きなスモールステップなのです。

まずはそこを理解しておきましょう。

学校へ行けなかった子どもが「1時間だけ」「給食だけ」でも行こうと動きだしたことは、その分の心のエネルギーが貯まってきたということ。

なので、親は「自分が子どもの心のエネルギーをここまで貯めてきたんだ!」と自分自身も褒めてあげましょう!

とはいえ、ここから安全登校になるには人によっては長い期間を要することもあります。

焦らず、長い階段の一歩は上がったとだけ思いましょう。

しかし、暗闇のトンネルからの一歩というのはとても大きいものです。

不登校からの復学は「1時間だけ行く」「給食だけ行く」からで大丈夫です!

子どもの頑張りを認め、焦らず、急かさず、親は子どもの心のエネルギーを貯めることに注力していきましょう。

 

子どもが「給食だけ行く」「1時間だけ行く」と言い始めたら。

今まで家で過ごしてきた子どもが学校を意識した発言をし始めた時。

親はもう心が躍ります。そりゃあ嬉しいです。

「やっと学校に行こうと思いだしたのか!」

しかし、この時に気を付けたいのが親が前のめりになって行動し始めることです。

子どもがやっと学校を意識し始めたのに、親が「いつにする?」「どれくらい行けそう?」「友達も喜ぶよ!」「先生に連絡する?」なんて「ほら!行け!」と言わんばかりの対応をしてきたら、子どもの気持ちはどうでしょう。

実際、前日まで「学校に行く」と言っていた子どもが当日になって動けないことはよくあることです。

その時、勝手に期待を膨らませていた親にとってのがっかりは凄まじいものです。

そして、その親のがっかり》は子どもも間違いなく感じてしまいます

子どもの行けなかったことへの自己否定・罪悪感につながるので、子どもが学校に行く発言をしても大騒ぎして先回り行動や口出しをしないことが大切です。

そして学校へ行こうと思えたという子どもの気持ちはしっかり認めてあげましょう。

ここで私がしていた対応を紹介します。

《前日》

ママ、給食だけいってみようかな。

ハル
ハル

そっか、給食に行こうかなって考えてるんだね。

ママに出来ることがあったらお手伝いするから何でも言ってね!

ママ応援してるよ!

笑顔で認め、ママは味方でサポーターということのみ伝えます。

そして子どものいないところで学校に連絡。

ハル
ハル

明日、子どもが給食だけ行こうかなと悩んでいます。

行けるか行けないかはその時になってみないと分からないのですが、一応準備をしていただけると助かります。

もし行けなくても気にしないでください。

《当日》

子どもが言い出すまで私からの学校への声掛けはしません。

給食時間近くなると子どもがそわそわしてきます。

ママ、もうすぐ給食はじまるかな。

どうしよう・・・。

と悩んでいれば、

ハル
ハル

あ、本当だ!もうすぐ給食の時間だって気付いたんだね。

ママに手伝えることがあったら協力するよ!

と返します。

正解を出したり、先回り行動はしません。

そうすると子どもが自分で考えて行動していきます。

学校まで送って。

給食食べに行くって先生に連絡してみて。

何持っていけばいいかな、準備手伝って。

子どもが何か要望をしてきたら笑顔でお手伝いをしてあげます。

重要なのは子どもに自分で考えて行動させることです。

ここで「やっぱり行かない。」と子どもが選択したらそれも認めてあげましょう。

また、行きたいのに行けないという心の葛藤から癇癪を起してしまうこともあります。

その時は「今葛藤してるんだろうな~頑張れ~」と心の中で葛藤を応援してあげるくらいの気持ちで見守りましょう。

子どもの不機嫌に自分もつられないよう注意します

結局行けなくても、親はグチグチ嫌味を言ったり不機嫌になるようなことは避けましょう。

どうしてもイライラしてしまったら自分はどうすればご機嫌になれるのかを考えます。

・コーヒーと甘いお菓子でひと休憩。

・少しだけ外に出てお散歩や買い物に行って気分転換。

・好きなアロマを焚いてみる。

・距離をとって掃除をする。

など。

子どもの言動一つ一つに振り回されないように自分の気持ちを変えられる選択肢を常に持っておくと良いですよ。

そして、子どもが学校へ行くと選択したとき、子どもが望むサポートをしていきます。

・期待しすぎない。

・行動一つ一つを認めてあげる。

・先回りしない。(先生への連絡は子どものいないところのほうがよい。)

・待つ。

サポーターに徹する。

以上が子どもが動き出す時に徹底した私の思考と行動です。

動くか動かないかの時が一番親がざわざわしてしまうのですが、焦らず少しずつ進んでいることを実感しながら待ちましょう!

 

短時間登校に慣れてきた時のステップアップ

さて、「給食だけ」「1時間だけ」が慣れてくると、登校時間をもう少し延ばしたくなってきますよね

子ども自身で登校時間を延ばす子どももいますが、なかなか進めない子どももいます。

次は、我が家が登校時間を延ばしていった方法を紹介していきます。

 

親の想いは伝えるが強制したり、先回りしない。

学校は行くべき。という固定概念。

もちろん子どもも持っています。

行かなくてはいけないのに行けないから苦しんでいるのです。

そこで親が安易に「学校に行かなくてもいいよ。」と言ってしまっていいのでしょうか。

もちろん、そのような考えもありますし、結果子どもが成功した方もいらっしゃるでしょう。

でも、親に行かなくていいと言われそのまま家から出れなくなる人、社会との関わりが持てないままの人が大人になっていくのも現実です。

私は、子どもに自立してほしい、社会と関わって学校というストレスの多い場所でも生きていける子どもになってほしいと思い復学を諦めませんでした。

ほとんどの子どももできることなら学校に行って生活をしたいと思っています。

学校は行くべきなのだが、子どもにどう伝えるのか。

ここが難しいところではないでしょうか。

我が家は子どもに「学校は行くものだよ。」と伝えました。

しかし、ここで重く、真剣に、分からせようと伝えてしまっては、子どもは「じゃあ、行けない自分はダメな子なんだ」と思ってしまいます。

ですので、笑顔で軽く、その一言だけ伝えていました。

また、「ママは家事やパートがお仕事、パパはお仕事、〇〇も学校に行くのがお仕事だよ、いつでも応援してるよ。」と社会の価値観として伝えたりもしました。

あくまで軽く。

この言葉、不登校の子どもにとってはすごく嫌な言葉だと思います。

言われるだけで心のエネルギーを使ってしまうので、その分しっかり愛情を伝えたり自己決定させたりしてエネルギーを貯めていくことが必須です

そして短時間登校から時間を延ばしていくために掛けた言葉は笑顔で「いけるよ!」です。

メッチャ他人事!

と思ったかもしれません。

でもここで「あと一時間頑張ってみたら?」「次の休み時間までどう?」なんて下手な交渉するくらいなら、「えー!〇〇ならいけるよ!」くらいの軽い背中押しをします。

この言葉は子どもが自分で悩んで私に聞いてきたとき、先生との合わせ技の時に投げかけていました。

最終決定は子ども自身でするので、軽い背中押しです。

ここで説得にならないようにしましょう。

《例》

給食だけ食べて、「次の時間も一緒に受けようよ」と言わた時。

子どもは悩んで私の顔を見ます。

そしたら笑顔で「迷ってるんだね、〇〇ならいけるよ!」と軽くひと押し。

「やっぱり行かない。」となったら、「今日はもう行かないって決めたんだね、給食は学校で食べたね。」と自己決定したこと、頑張ったことを認めてあげます。

「行ってみようかな」となったら、余計な言葉は掛けず笑顔で「いってらっしゃい」でいいのです。

そして帰ってきたら「給食から次の時間まで授業うけたね」とか「迷ったけど行くことに決めたね」など、自己決定したことや頑張りを認めてあげましょう。

このように余計な口出し(「〇〇君が喜ぶよー」とか「楽しそうな授業だよ」とか)はせず、見守ることで子どもが自己決定をしていきます。

 

提案は先生からしてもらう。

今まで親は余計な口出し、提案は不要と言ってきました。

しかし、それだけではなかなか進めないのが不登校です。

誰かが背中を押さなくてはいけない。その時に頼りになるのが先生です。

親が学校のあれこれを提案すると、子どもは親に「学校へ行け」のコントロールを感じます。

それは現状の親子の信頼関係にとっては避けたいところです。

今は親は心のエネルギーを貯める場所、いわばチャージスポットなのです。

子どもが学校へ行きだしたということは先生との接点も増えたということ。

子どもにとってやはり、先生というのは権力がある大人なのです。

その大人に認められたり、誘われたりすると社会的な肯定感が育ちます。

親が子どもの存在の肯定感を育てるもの(存在しているだけで周りを幸せにする)だとしたら、先生や周りの大人は社会的な肯定感(結果やプロセスを客観的に認める)を育てる存在なのです。

ここでは先生に学校へ向けた背中押しをしてもらいます。

これは、ほとんどの先生がすでにしてくれていると思います。

それを、子どものプレッシャーになるからと全て排除していてはもったいないです。

我が家はまだ学校へ行けていないとき、放課後登校をしていました。

放課後登校といっても、最初は車から降りれず、先生が駐車場まで来てくれてお話しして帰るのです。

(本当に先生には忙しい中よくしてくださったと感謝しかないです。)

最初は「お昼何食べたの」とかの会話。

そのうち、「明日はこの宿題して持ってきてよ。」とか「明日の給食美味しいからおいでよ。」とか「休み時間だけでもおいでよ。」とか背中を押してくれる言葉をかけてもらいました。

それが進み、昼休みだけ行ける、給食だけ行ける、1時間だけ行けるが増えていきました。

そしてそのまま声掛けを続けてもらい、1時間だったのが2時間、午前中、1日と少しずつ登校できるようになっていったのです。

親が下手に声を掛け説得するより先生に提案してもらったほうが親も楽です。

もちろん行けない日もあるし、先生への感謝も忘れないようにしながら。

また、先生の誘いが強引になりすぎると子どもも不信感が生まれるのでそこは先生に伝えても良いと思います。

我が家はよく夕方に先生とこっそり作戦会議をしていました。

「この行事に興味があるけど悩んでいるみたいなので(楽しいからおいでよ)と軽く背中を押してあげてほしいです。」など。

先生は敵ではなく味方です。

先生に背中を押す役をやってもらいながら、子どもが悩んでいたら親は後ろで笑顔で「いけるよ!」くらいでいいのです。

短時間登校は復学の入り口!親も焦らず、常に心のエネルギーを貯めていこう!

今回は「給食だけ」「1時間だけ」の短時間登校について私の実体験をもとに書いていきました。

人により復学のペースは違います。

我が家の長男は不登校から安定登校までに2年近くかかりました。

妹は2学期くらいです。

それでも小さな一歩一歩の積み重ねでした。

なかなか車から降りれず、学校と家を何往復もしたこともあります。

1日中学校の駐車場にいたこともあります。

先が見えず、子どもに付き添い続けるのは本当に大変です。

でも、その中でも子どもも少しずつ成長していきます。

ほんの小さな一歩だと思っていたけど、今振り返れば大きな道になっています。

親が出来ることは心のエネルギーを貯め、サポートすることです。

辛い日もあると思いますが、絶対に無駄ではないはずです。

この記事がなにかのヒントになればうれしいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました☆☆

 

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